FDG-PETの適用疾患拡大について。(一部更新)│所沢駅徒歩5分、医師の診察があるPET/CT検査・画像診断専門施設、三大疾病への対応も可能な永仁会シーズクリニック

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FDG-PETの適用疾患拡大について。(一部更新)

平成22年度診療報酬改定により、4月かFDG-PETの適用疾患は「早期胃癌以外のすべての悪性腫瘍」に拡大されました。これまでPET/CT検査の利用を躊躇なさっておられた症例や、自費診療として患者様にご負担いただいていたものも、早期胃癌を除いては診療のお手伝いをさせていただける範囲が拡がることになります。当院では、今後さらに臨床の先生方にPET/CT検査を便利にご利用いただけるものと積極的に捉え、ご案内申し上げます。
なお、厚生労働省から、適用要件にかかる疑義解釈が示されています。このほか、日本核医学会から、「FDG-PET/CT診療ガイドライン」が示されていますので、併せてご案内申し上げます。

2010年4月
センター長 阿部 良行

資料「平成22年度診療報酬改定の概要【医科診療報酬】」(厚生労働省保険医局療課)より抜粋

【改定前】
てんかん若しくは虚血性心疾患の診断
以下の悪性腫瘍の病期診断又は転移・再発の診断 脳腫瘍、頭頸部癌、肺癌、乳癌、食道癌、膵癌、転移性肝癌、大腸癌、子宮癌、卵巣癌、悪性リンパ腫、悪性黒色腫、原発不明癌

【改定後】
てんかん若しくは虚血性心疾患の診断
悪性腫瘍(早期胃癌を除く。)の病期診断又は転移・再発の診断

資料「疑義解釈資料の送付について(その1)」(厚生労働省保険局医療課)より抜粋

<別添1>医科診療報酬点数表関係
【画像診断】
(問131)PET撮影の要件について、例えば肺癌であれば「他の検査、画像診断により肺癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者」という記載が無くなっているが、病理診断がなければPET撮影の算定はできなくなったのか。

(答)病理診断による確定診断が得られなかった場合については、臨床上高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断されれば、なお従前の通り算定できる。

資料「FDG PET、PET/CT診療ガイドライン2010」(日本核医学会)より抜粋

Ⅲ疾患の画像診断に関するガイドライン
3.悪性腫瘍(早期胃癌を除く。)
(1)保険適用要件
他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。
(2)保険適用症例の選択基準
(a)病理組織学的に悪性腫瘍を確認されている患者であること。
(b)上記が困難である場合には、臨床病歴、身体所見、PETあるいはPET/CT以外の画像診断所見、腫瘍マーカー、臨床的経過観察などから、臨床的に高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断される患者であること。

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